経済

ABEMA NEWS

2020年11月26日 23:35

難病、がん患者団体が緊急要望書「医療体制維持を」

2020年11月26日 23:35

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 新型コロナウイルスの急速な感染拡大に伴って、難病やがんの患者団体が充分な医療の提供を維持するように求める「緊急要望書」を相次いで提出しました。

 新型コロナウイルスの感染の急速な拡大に伴って、札幌や大阪などの都市部を中心に、医療体制の逼迫(ひっぱく)が懸念されています。こうした事態を受けて、100万人を超える難病や長期の慢性疾患の患者をまとめる日本難病・疾病団体協議会は、すべての患者が必要な時に必要な医療が受けられる体制を維持するように求める緊急要望書を国に提出しました。全国がん患者団体連合会も、治療の中止や延期、検診などを控えることによるがん患者の重症化が懸念されるとして、充分な医療体制を維持するように国に求めました。要望書では、今後、経済的な困窮を理由に治療を中止したり、変更せざるを得ない患者も出てくることも懸念されると指摘しています。

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