東京ドームを“友好買収”へ 1000億円規模か[2020/11/27 12:12]

 三井不動産が東京ドームに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化する方向で調整を進めていることが分かりました。

 三井不動産と東京ドームは27日、TOBを巡ってそれぞれ取締役会を開きます。三井不動産は都心に球場やホテルなどを保有する東京ドームを子会社化することで、不動産開発などでの相乗効果を高める狙いがあります。東京ドームを巡っては、大株主である香港の投資ファンドが経営の改善を求めて長岡社長ら取締役3人の解任を求めるなど、現経営陣と激しく対立しています。三井不動産によるTOBは東京ドームも賛同する友好的な形となる見通しで、買い付け総額は1000億円を超える可能性もあります。

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