洋上風力発電、初の「着床式」事業者の公募開始[2020/11/27 23:37]

 2050年の温室効果ガス「実質ゼロ」に向けて導入の拡大が見込まれる「洋上風力発電」について、風車の土台を海底に固定する「着床式」の事業者を選ぶ初めての公募が始まりました。

 梶山経産大臣:「具体的な案件形成の目標を示しつつ、投資の拡大・競争力の強化を実現をして参りたい」
 公募されるのは、秋田県能代市沖や千葉県銚子市沖など4つの区域で着床式の洋上風力発電を行う事業者です。すでに風車の土台を海上に浮かべる「浮体式」は長崎県の五島市沖で公募が始まっていますが、着床式は今回が初めてです。公募で選ばれた事業者は指定された区域を最大30年間、利用することが出来ます。

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