景気実感 7カ月ぶり引き下げ コロナ感染再拡大で[2020/12/08 20:16]

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まった3月以来の下げ幅です。

 働く人に景気の実感を尋ねる内閣府の先月の景気ウォッチャー調査で景気の現状を示す指数は前の月から8.9ポイント下がって45.6となり、新型コロナの感染拡大が始まった今年3月以来の下げ幅となりました。特に飲食関連の下げ幅が大きく、レストランやホテルなどから「忘年会も早くから中止が進んでいる」「宴会予約の取り消しが相次いでいる」などの声が上がっています。このため、内閣府は景気の基調判断を「持ち直しに弱さがみられる」と7カ月ぶりに引き下げました。

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