コロナで業績悪化 今年度税収、8兆円減の見通し[2020/12/10 11:47]

 新型コロナウイルスによる企業業績の悪化などを受け、国の今年度の税収は当初の見積もりより8兆円程度減る見通しであることが分かりました。

 政府は消費税の増収などを見込んで、今年度の税収を過去最高となる63兆5000億円と見積もっていました。しかし、新型コロナの感染拡大による企業業績の悪化や給与の減少を受けて法人税や所得税の落ち込みは避けられず、当初の見積もりから8兆円程度下振れする見通しです。今年度の税収は去年の58兆4000億円を下回り、減収は2年連続となります。減収分は赤字国債で補填することになり、今年度の新規の国債発行は100兆円を超える見込みです。

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