「電子インボイス」導入に向け 国際規格に参画へ[2020/12/15 20:19]

 政府は3年後に導入される「インボイス制度」に向け、国際的な枠組みに参画する方針を固めました。国際規格をベースに会計データを標準化することで企業の業務効率化を促す考えです。

 平井デジタル担当大臣:「デジタル化を通じたバックオフィス業務の効率化の実現は非常に重要な課題でありますので、デジタル庁の設置を待たずして官民連携のうえ、早急に進める必要のあるデジタル化のフラッグシッププロジェクトだと考えております」
 平井大臣は電子インボイスの標準仕様について国際規格である「Peppol」をベースにして策定し、2022年秋の稼働を目指すと明らかにしました。Peppolはヨーロッパを中心に約30カ国で採用されている規格で、コストを抑えられるうえ、操作が簡単で中小・零細企業にとって導入のハードルが低いということです。

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