「いつまで続けられるか…」医療現場の悲痛な声[2020/12/18 07:45]

 「心身ともに続けられるか分からない」。新型コロナウイルスの感染再拡大で逼迫(ひっぱく)する医療現場の深刻な実態が明らかになりました。

 医療活動を支援するNPO法人などからなる「空飛ぶ捜索医療団ARROWS」が、主に小規模な診療所に対して14日から16日に行ったアンケート調査によりますと、今、困っていることとして「慢性疾患の患者が来院しない」「通常の診察と発熱した患者の診察の両立が難しい」「患者が減り、収益が減った」などを挙げる施設が多かったということです。また、医療従事者からは「普通の風邪や胃腸炎のつもりで受診される方のなかに新型コロナの陽性者が混ざるようになった」「いつまで続くかも分からず、心身ともに続けられるか分からない」など医療現場での危機を訴える悲痛な声が相次ぎました。

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