トヨタが英仏の工場停止へ コロナ変異種で物流混乱[2020/12/22 11:52]

 新型コロナウイルスの変異種の影響で、トヨタ自動車はイギリスとフランスの工場の操業を22日から停止すると発表しました。

 トヨタはイギリスのエンジン工場を22日から、完成車の工場は23日から操業を停止し、フランスにある工場も22日から閉じることを明らかにしました。それぞれクリスマス休暇を前倒しにする形です。新型コロナウイルスの変異種が広がった影響で、「イギリスとフランスの間の物流が停滞し、自動車の部品の輸送にも混乱が生じている」として、今後、生産に必要な部品が不足する可能性があるため、操業の停止を判断したとみられます。物流の混乱が長引いた場合にはさらに影響が拡大する可能性があります。

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