ソフトバンク 携帯料金値下げの新たなプラン発表[2020/12/22 10:23]

 菅政権肝煎り(きもいり)政策の一つ、携帯電話料金の値下げを巡り、この後、ソフトバンクがNTTドコモに対抗する形で新たなプランを発表します。

 関係者によりますと、ソフトバンクは傘下の格安スマホ会社「LINEモバイル」を吸収合併し、そこで20ギガバイト2980円の新たなプランを立ち上げます。新プランはオンライン手続きに特化した割安プランという位置付けで、先月にNTTドコモが発表した「アハモ」に対抗する狙いです。また、ソフトバンクの大容量プランなどの値下げも検討していて、この後に発表する予定です。すでにNTTドコモは高速通信「5G」が使える大容量の料金プランを1000円値下げしたうえで、データ容量を無制限にするとしています。今の「4G」の料金プランについてもデータ容量を30ギガバイトから60ギガバイトまで増やしたうえで、600円値下げします。ドコモはこれらの新プランの提供を来年の4月からスタートする予定です。一方で、KDDIも新たな値下げの方針をすでに固めていて、ドコモの動きをきっかけに値下げ競争が活発化しています。総務省が携帯各社の料金やサービスの比較ができるポータルサイトを立ち上げるなか、この後、ソフトバンクがどのようなプランを発表するのか注目が集まっています。

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