3府県の要請に西村大臣「専門家の意見聞いて判断」[2021/01/10 06:39]

 大阪、兵庫、京都の知事が緊急事態宣言の発出を要請したのに対し、西村経済再生担当大臣は専門家の意見を聞いて判断する考えを示しました。

 西村大臣と3府県の知事は、「緊急事態宣言の発出が視野に入る極めて厳しい状況にある」という認識で一致しました。

 ただ、政府は感染状況や医療体制について専門家と協議し、慎重に判断する方針です。

 一方で西村大臣は3府県に対し、飲食店への時短要請やイベント開催の厳格化など「首都圏に準じた取り組み」を求めました。

 また、9日に過去最多となる105人の感染が確認された岐阜県では、県民に午後8以降の外出自粛を呼び掛けるなど県独自の非常事態宣言を出しました。今後、愛知県と連携して国に緊急事態宣言の要請を行う方針です。

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