寒さで「10年に一度」の電力需要増加 節電呼びかけ[2021/01/11 10:53]
厳しい寒さによって西日本を中心に電力の需要が「10年に一度」クラスで増加しているとして、大手電力で作る電気事業連合会が節電への協力を呼び掛けています。
年末以降、厳しい寒さが続いているため暖房向けの電力利用が増え、8日には西日本を中心に全国7つのエリアで最大需要が「10年に一度」とされる規模になりました。
12日にかけて電力の需給が厳しい状況が続くことから、電事連は暖房などは続けながらも、日常生活に支障のない範囲で節電に協力するよう呼び掛けています。
天候不良で太陽光発電からの発電量が見込めず、火力発電所の燃料となるLNG(液化天然ガス)の在庫が少なくなるリスクが高まっているとしています。