景気ウォッチャー調査 前回“宣言”以来の低水準[2021/01/12 18:03]

 景気の実感は前回の緊急事態宣言以来の低い水準となりました。

 働く人に景気の実感を尋ねる内閣府の先月の景気ウォッチャー調査で、景気の現状を示す指数は前の月から10.1ポイント下がって35.5となり、去年5月以来の低い水準となりました。

 特に飲食関連の下げ幅が大きく、レストランなどから「年末の忘年会需要が消えた」「個人の会食も敬遠する傾向が強まった」などの声が上がっています。

 このため、内閣府は先月に引き下げた判断をさらに引き下げ、景気について「このところ弱さがみられる」としています。

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