“緊急事態”下の都心 2度目の週末は人出が増加[2021/01/17 12:00]

 緊急事態宣言が11の都府県に拡大されて初めての土曜日となった16日、東京都心の人出は1週間前よりも増加した地点が多かったことが分かりました。

 ソフトバンクの子会社「Agoop」によりますと、午後3時台の都心の人出は1週間前と比べて渋谷センター街で10.2%、秋葉原で5.2%、浅草で2.7%増加しました。

 東京は16日、緊急事態宣言が出てから2度目の土曜日でしたが、これを去年春に行われた前回の宣言の場合と比べても渋谷センター街は5.7倍、秋葉原は2.9倍、銀座は4.4倍も多くなっています。

 一方、宣言の対象が拡大して16日が初めての土曜日となった府県でも、人出は1週間前と比べて大阪駅で94.9%、名古屋・栄で97.7%、福岡・天神で94.6%とわずかな減少にとどまっていて、こちらも前回の宣言の場合と比べると2倍から3倍となっています。

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