春闘「賃上げ」展望は 経団連と連合のトップが会談[2021/01/27 18:46]

 経団連と連合のトップが会談。「賃上げ」の必要性では一致していますが。

 経団連・中西宏明会長:「日本の賃金水準がOECD(経済協力開発機構)のなかでも相当下位に。危機感を持っている」

 連合・神津里季生会長:「なぜ賃金引上げのモメンタム(勢い)維持が必要なのか。我が国の危機を脱するか否かがかかっている問題」

 今年の春闘では、連合は雇用の維持を前提にして2%程度の賃上げを求めています。

 一方、経団連は新型コロナウイルスの影響で業績の悪い企業は雇用維持を優先するとして、各社一律の基本給の引き上げは難しいとしています。

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