東芝 3年半ぶりに東証1部復帰[2021/01/29 23:59]

 東芝はアメリカの原発事業を巡って債務超過に陥り、東京証券取引所の2部に降格していましたが、約3年半ぶりに東証1部に復帰しました。

 東芝はアメリカでの原発事業で巨額の損失を計上し、債務超過に陥って2017年8月に中堅企業が多い東証2部へ降格していました。

 その後、資本の増強や主力の半導体の子会社を売却するなどして債務超過を解消し、経営再建を進めてきました。

 東芝の車谷社長は「1部への復帰は経営危機からの再建途上にある当社において大きな節目だ」としています。

 1部上場復帰を果たした29日の終値は28日より15円安い3415円でした。

こちらも読まれています