景気の実感3カ月連続で悪化　ワクチン接種に期待も[2021/02/08 23:37]

　先月の景気の実感は緊急事態宣言の影響で3カ月連続で悪化しています。

　働く人に景気の実感を尋ねる内閣府の景気ウォッチャー調査で、先月の景気の現状を示す指数は前の月から3.1ポイント下がって31.2となり、3カ月連続で悪化しました。

　百貨店やレストランなどから「緊急事態宣言が出て以降、来客数が大きく減少している」などという声が上がり、内閣府は景気の判断を「このところ弱まっている」と引き下げました。

　一方、2、3カ月先についてはワクチンへの期待の声が多く寄せられていて、前の月と比べて3.8ポイント高い39.9に上昇しています。