日本の社長平均年齢 初の60歳超え 後継不在は65%[2021/02/09 15:21]

 日本の会社の社長の平均年齢が1990年の調査開始以降、初めて60歳を超えたことが分かりました。

 「帝国データバンク」によりますと、全国94万社の社長の年齢を調べたところ、去年の平均年齢がおととしに比べて0.2歳、上昇して60.1歳となり、1990年の調査開始以降、初めて60歳を上回りました。

 別の調査では後継者がいないと回答した企業が約65%に上るなど、事業を承継する難しさも指摘されています。

 梶山経済産業大臣:「健康寿命の延伸などもあって、就業意欲の高い高齢者が増加しているとされており、そうした一般的な傾向を示したものと受け止めている」

 梶山大臣は「技術や雇用などが散逸しないようマッチングを強化したい」と強調しました。

こちらも読まれています