化学農薬使用半減を2050年までに 農水省が数値目標[2021/03/05 17:14]

 化学農薬の使用を半減させるなど農林水産省が持続可能な食料システムを目指すための数値目標を示しました。

 政府の2050年までに脱炭素社会を目指す方針を受けて農水省は、新しい技術による生産力の強化と環境負荷の軽減を両立するための目標を取りまとめています。

 この議論の中間まとめで農水省は、2050年までに化学農薬の使用量を半減させ、有機農業の面積を国内の農地の25%にあたる100万ヘクタールにまで拡大する数値目標を示しました。

 EU(ヨーロッパ連合)などが有機農業を拡大する戦略を打ち出すなか、日本も将来的なビジョンを策定し積極的な姿勢を示す狙いもあります。

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