職員の過重労働 西村大臣「負担軽減に配慮」[2021/03/06 06:54]

 政府の新型コロナ対策推進室の職員の残業時間が過労死ラインを大幅に超えていた問題で、所管する西村大臣は改善に取り組むと述べました。

 西村大臣:「スタッフの負担軽減につながるよう私自身も配慮し、また心がけていきたい」

 西村大臣が所管する新型コロナ対策推進室では今年1月の平均残業時間が約122時間、最も長い職員は約378時間と「過労死ライン」の月80時間を大幅に超えていました。

 西村大臣は年末年始の感染拡大への対応があったとしながらも申し訳ないと謝罪しました。

 また、残業時間が大幅に超過した職員は本人に意欲があり、周囲からも頼られていた面があったと述べました。

 そのうえで、今後は特定の職員に負担が偏らないよう担当の見直しや業務の分担を図るなど改善に努めたいとしました。

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