基本的対処方針案が判明　変異ウイルスの対策強化へ[2021/03/18 06:14]

　政府が18日、専門家らに諮問する基本的対処方針の案が判明しました。緊急事態宣言の解除に伴って変異ウイルスのスクリーニング検査の強化などが盛り込まれます。

　政府の感染対策の基本となる対処方針案では感染が再拡大しないよう新たな対策が盛り込まれる見通しです。

　現在、変異ウイルスのスクリーニング検査は陽性者全体の5％から10％にとどまっていますが、早い段階で40％程度にまで引き上げ、全国的に監視体制を強化するとしています。

　また、地域の感染状況を調べるモニタリング検査について今年、緊急事態宣言が出された地域に限らず感染状況に応じて4月から6月にかけて集中的に行うよう自治体に求める見通しです。