東芝の臨時株主総会 「もの言う株主」の提案可決[2021/03/18 12:09]

 東芝は18日、海外ファンドからの求めで臨時の株主総会を開きました。会社側と対立していたファンド側の株主提案が可決される波乱の展開となりました。

 株主:「いいことだと思う。古い体質を改善するということで」

 臨時株主総会は「もの言う株主」といわれる旧村上ファンド系の投資会社「エフィッシモ」などの求めで開催されました。

 エフィッシモは、去年7月の株主総会を巡って議決権行使書の不正な処理や株主への不当な圧力があったとする疑惑について再調査などを求めました。

 東芝は「すでに調査は尽くした」として反対しましたが、ファンド側の議案は過半数の賛成により可決されました。

 今後は「エフィッシモ」が選んだ弁護士による調査が行われることになります。

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