3都府県への「まん延防止」 今夕決定へ調整進む[2021/04/09 09:13]

 政府は東京都、京都府、沖縄県の3都府県について、「まん延防止等重点措置」を適用する方針で専門家の意見を聞くなど9日夕方の決定に向けて調整を進めています。

 西村経済再生担当大臣:「新規陽性者の数の増加が続いております。人の流れが3月、4月の時期で非常に活発化してきていることが大きな要因の一つだと思いますけども、それに加えて変異株、特にN501Y、この変異株の広がりが背景にある」

 政府は大阪、兵庫、宮城に加えて新たに東京、京都、沖縄をまん延防止等重点措置の対象区域とする方針で午前7時半ごろから専門家らの意見を聞きました。

 12日から東京の期限は来月11日までで、政府は東京23区に加えて八王子、立川、武蔵野、府中、調布、町田の6市を対象とする方向で調整が進んでいます。

 京都では京都市を対象に来月5日まで。沖縄も同じく来月5日までで、那覇市など複数の自治体を指定する方向です。

 政府は9日、国会に報告したうえで夕方に対策本部を開催し、正式に決定する予定です。

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