牛のげっぷ抑制→温室効果ガスが削減? 研究本格化[2021/05/04 17:50]

 牛のゲップを抑えて温室効果ガスを削減する研究が本格化しています。

 牛のゲップに含まれるメタンや家畜の糞尿(ふんにょう)を処理する時に発生する一酸化二窒素は日本の農林水産業で発生する温室効果ガスの約3割を占めています。

 政府が2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指すなか、農水省は牛の胃の中の微生物をコントロールしたり、餌(えさ)を工夫したりしてガスの発生を減らす研究に力を入れています。

 今年度中に牛の胃の中の微生物の動きを把握する機器を開発するなど、これまでの研究成果をまとめることにしています。

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