変異株への警戒強化 百貨店など休業から時短要請に[2021/05/07 06:13]

 緊急事態宣言の延長に伴う政府の対処方針案が判明しました。変異ウイルスへの警戒を強化するとともに、百貨店などには休業ではなく時短営業を求める方針です。

 政府の対処方針案によりますと、インドを含めて新たな変異ウイルスへの警戒を強める必要があるとしたうえで、医療機関や高齢者施設に抗原検査キット800万回分を配布するとしています。

 また百貨店など大型商業施設について、大型連休が過ぎることから今後は休業要請ではなく時短要請に切り替える方針です。

 このほかイベントについては無観客での開催から収容率で最大50%、もしくは収容人員で最大5000人のうち、どちらか少ない人数までを認める方向で調整しています。

 飲食店についてはアルコール類の提供停止要請を続けるほか、新たに客による持ち込みを認めている店についても休業を要請する方針です。

 さらに都道府県知事の判断で必要な要請ができるともしています。

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