再生エネ50〜100%で発電コスト2〜4倍の試算[2021/05/14 06:22]

 再生可能エネルギーの比率を50%以上に高めた場合、電力コストが今の2倍以上になる可能性があるとする試算が明らかになりました。

 国は2050年の温室効果ガス排出実質ゼロを目指しています。

 13日の有識者会議では2050年のエネルギーコストなどに関する試算が示されました。

 それによりますと、電源構成について再生可能エネルギーを54%、原子力を10%などと仮定した場合、電力を生み出すコストは今の2倍以上になるということです。

 また再生可能エネルギーを100%にした場合、蓄電池や送電線の増強費がかかり、4倍以上になるとしています。

 政府は夏ごろに新たな基本計画を決める方針です。

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