エア・ドゥとソラシドエアが共同持ち株会社設立へ[2021/05/14 12:35]

 新型コロナの影響で厳しい経営が続く地域の航空会社が共同で持ち株会社を設立する方向で調整していることが分かりました。

 主に北海道−東京間を運航する「エア・ドゥ」と九州−東京間を運航する「ソラシドエア」は両社とも新型コロナの影響で利用客が激減し、経営が悪化しています。

 関係者によりますと、両社は経営を効率化するため新たに共同で持ち株会社を設立する方向で調整を進めていることが分かりました。

 両社は持ち株会社の傘下に入り、機材の整備や燃料の調達などを共通化することでコスト削減を目指します。

 路線やそれぞれの社名は維持する方向です。

 新型コロナの感染拡大後、航空業界で再編に向けた動きは初めてです。

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