牛にタグつけAIが体調管理 人工授精にも活用可能[2021/05/14 18:25]

 農業先進国のデンマークでも、その技術が認められました。

 ベンチャー企業の「デザミス」が開発した「U−motion」は牛の首に気圧計や加速度計を内蔵したタグを取り付け、立ったり横になったり水を飲んだりする動きを24時間モニタリングし、AI(人工知能)を使って解析します。

 牛の体調不良などに加え、高い確率で発情の兆候を検知できるということです。

 畜産農家は人工授精のタイミングを見逃さないよう頻繁に牛を観察する必要がありましたが、データ解析で検知できれば負担が大幅に減ることになります。

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