リーマンショック超える下げ幅 2020年度GDP成長率[2021/05/18 10:33]

 内閣府は1月から3月のGDP(国内総生産)の速報値を発表しました。成長率は年率換算で実質マイナス5.1%で、3四半期ぶりのマイナス成長となりました。

 今年1月から3月のGDP成長率は物価の変動を除いた実質でマイナス1.3%、年率に換算するとマイナス5.1%で、3四半期ぶりのマイナス成長となりました。

 新型コロナウイルスの感染が収まらず1月には、2度目の緊急事態宣言が出されたことで主に外食を中心にサービス消費が大幅に落ち込みました。

 そのためGDPの半分以上を占める個人消費がマイナス1.4%と全体を押し下げた形です。

 また、2020年度を通した成長率もマイナス4.6%とリーマンショックを超える下げ幅となり、新型コロナウイルスの影響が始まった前年度から連続してマイナス成長となりました。

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