出荷先ない大間のマグロ イオンがネットで応援販売[2021/05/21 16:03]

 大手スーパーの「イオン」は新型コロナウイルスの影響で豊洲市場から出荷できなくなった青森県大間産のマグロを買い取り、インターネットでの応援販売を始めました。

 豊洲市場には大間町の沖合で取れた高級マグロが運ばれてきますが、飲食店などに対する時短や休業要請の影響で卸売価格がコロナ前の半値以下に落ち込んでいます。

 イオンは、こうした出荷先を失ったマグロを買い取り、中とろや赤身などのセットを冷凍にして通常の7割の価格でインターネットで販売します。

 購入した人:「なかなか買えないけど冷凍でこのお値段ならお買い得かなと。ものすごい楽しみです。きょうは漬け丼にしようかな」

 巣ごもり消費の影響でイオンのネット通販での水産物の売り上げは前の年より7割以上増えていて、イオンは産地と市場の支援につなげたいとしています。

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