台湾の半導体メーカー 日本企業20社と研究開発[2021/05/31 22:01]

 世界最大手の台湾の半導体メーカー「TSMC」が日本企業20社と組んで国内で研究開発を進めることになりました。日本政府は補助金約190億円を拠出し、後押しします。

 研究開発には旭化成や住友化学といった日本の材料メーカーや装置メーカーなど20社以上が参加し、茨城県つくば市の国立研究開発法人で行われます。

 半導体を巡っては国内工場の多くが老朽化し、最先端の半導体を生産できないなどの問題が指摘されていて、政府はTSMCの誘致を進めていました。

 総事業費の半分にあたる約190億円の補助金を出し、半導体産業の国際競争力の強化を目指します。

こちらも読まれています