4日夜の人出 東京、那覇は減 札幌、大阪など増加[2021/06/05 11:19]

 緊急事態宣言が延長されている各地の4日夜の人出は前の週と比べて東京と那覇の繁華街の多くで減少しましたが、札幌や大阪、福岡では増加しました。

 Agoopの携帯電話の位置情報のデータによりますと、午後9時台の都内の繁華街の人出は前の週と比べて、渋谷センター街では11.7%増えていました。

 しかし、赤坂や銀座、新橋、それに六本木や歌舞伎町では3%から16%余り減少していました。

 また、感染状況が最も深刻な沖縄の那覇・松山では19.9%減少しました。

 一方、札幌・すすきのでは35.5%、名古屋・栄では9.3%増加していました。

 また、大阪のキタで14.4%、ミナミで2.8%、京都の河原町・先斗町で3.4%、神戸・三ノ宮で6%、広島・紙屋町、堀川町で28.9%、福岡・中州川端で1.7%増加していました。

 緊急事態宣言の長期化に伴って人出を抑えようという政府の呼び掛け効果は、薄くなっています。

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