投資家への説明に虚偽 SBI子会社に業務停止命令[2021/06/09 06:13]

 金融庁はSBIホールディングスの子会社に対し、投資家への説明で虚偽があったなどとして業務停止命令を出しました。

 処分を受けたのはSBIソーシャルレンディングです。

 インターネット経由で投資家から集めた資金を太陽光発電などの事業に融資し、利益を投資家に還元する金融サービスを手掛けていましたが、集めた資金のうち約129億円が計画通りに使われていないことなどが明らかになりました。

 金融庁は事実と異なる虚偽の説明で投資家を勧誘したなどとして金融商品取引法に基づき、SBIの子会社に対して来月7日までの業務停止命令を出しました。

 SBIは再発防止に取り組むとしたうえで、投資家の保護に万全の措置を講じるとコメントしています。

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