株主総会で“東芝と経産省が圧力”に梶山大臣が反論[2021/06/11 14:20]

 去年の株主総会で「東芝」が経済産業省と一体となって株主提案を妨げようとしたとする報告書について、梶山経済産業大臣は「根拠が必ずしも明らかではない」と指摘しました。

 東芝は、去年7月の株主総会で外資系ファンドと取締役の選任を巡って対立しました。

 ファンドが推薦した外部の弁護士による調査報告書では、経産省が株主対策を東芝と一体となって行っていたことや、経産省の幹部が国家公務員の守秘義務に抵触した可能性が指摘されています。

 梶山経済産業大臣:「個別には、どのような根拠に基づいて断定しているのかが、必ずしも明らかではない」

 梶山大臣は「東芝の今後の対応に関する検討を待ちたい」としています。

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