600年前の味を現代に?研究家直伝アレンジそうめん[2021/06/15 11:21]

ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を、日替わりで紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。

15日のテーマは、「スペシャリストおすすめ!そうめんアレンジレシピ」です。

いよいよ到来した、そうめんシーズン。今回は、“めんつゆだけじゃない”そうめんの楽しみ方、スペシャリスト直伝の“そうめんアレンジレシピ”を紹介します。

教えてくれるのは、そうめん研究家のソーメン二郎さんです。以前は、全国各地のそうめんを紹介してくれましたが、レシピ本を出すほどアレンジそうめんにも詳しい人物です。

■固まらない!?“中華風”チャンプルー

1品目は、「中華風チャンプルー」です。

このレシピでは、オイスターソースを使うのがポイントです。さらに、そうめんにもこだわりがあります。今回、使用するのは「島原そうめん」です。

一般的なそうめんは主に中力粉を使って作られますが、島原そうめんは主に強力粉を使ったものが多く、コシが強く、煮崩れしにくいのが特徴です。そのため、チャンプルーには打って付けなのです。

では、調理を開始します。

まずは、そうめんをゆでていきますが、ここでポイント。そうめんチャンプルーを作る時は、少し固めの状態が良いといいます。

チャンプルーは、そうめんをゆでた後に炒めるため、表記されている時間よりも30秒ほど短くゆでます。ゆで上った麺は、氷水でもみ洗いして、しっかりと水気を切りましょう。

続いて、具材を炒めていきます。

ニンニク、ベーコンを炒めたら、野菜を投入。この後、一般的なチャンプルーではしょうゆや酒で味を調えますが、今回は“中華風”なので、オイスターソースを使います。

また、麺が固まらないための大事なポイントも教えてくれました。それは、「火を止めて、そうめん入れて、あえるだけ」です。

なんと、フライパンの火を止めるというのです。そうめんを加える前に火を止めることで、麺を加熱し過ぎてベタ付くことを防ぐといいます。

火を止めたフライパンに、氷水でシメたそうめんを入れ、全体にオリーブオイルをかけます。こうすることで、さっぱりとのど越しよく食べられ、麺同士もくっ付きにくくなります。

完成した「中華風チャンプルー」の味は、オイスターソースのコクがしっかりと具材にからんでいて、うま味がギュッと凝縮されています。

■600年前の味を“現代風”にアレンジ!

2品目は、「伝統のそうめんアレンジ」です。

実は、そうめんの歴史は古く、今から1200年以上前に、奈良県の大神神社の神主の息子は飢饉(ききん)と疫病に苦しんでいる人々の救済を祈願し、神の啓示に従って作ったのが始まりともいわれています。

ということで、そうめんの歴史を食べながら学ぶため、600年ほど前のレシピを現代風にアレンジした「室町風そうめん」を作ります。

めんつゆはもちろん、しょうゆもなかった室町時代には、味噌やしょうゆの原型といわれる醤(ひしお)や、酢、カラシ、クルミなどを混ぜて食べたそうです。

ソーメン二郎さんによりますと、その味は現代の“ゴマドレッシング”で代用できるそうです。

用意するのは、スーパーで手に入る一般的なそうめんの他に、クルミなどです。

味の決め手となる、つゆを作っていきましょう。

ゴマドレッシングに、カラシ、ニンニク、梅肉、酢を加えます。それをそうめんにたっぷりかけて、香ばしい風味がアクセントになるクルミを散らせば完成です。

「室町風そうめん」の味は、最初はゴマだれの甘みが感じられますが、後からカラシと酢が感じられて、全体の味が引き締まる印象です。これからの時期に、ぴったりかもしれません。

新井キャスターは「私は、辛い物が好きなので、さらにラー油とかかけたらおいしそうだなと思いました」とコメントしていました。

(「グッド!モーニング」2021年6月15日放送分より)

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