農水省 「利害関係者との会食はすべて届け出」[2021/06/16 07:48]

 農林水産省は幹部職員が利害関係者と会食した場合、金額にかかわらず、すべて届け出るなど省独自のルールを新たに設けました。

 吉川元農林水産大臣が在宅起訴された鶏卵業を巡る汚職事件で、農水省の第三者委員会は「行政がゆがめられた事実はなかった」とする報告書をまとめました。

 ただし、鶏卵行政は政治と行政、業者の距離が近いとして、意思決定の過程や記録を残しておくことなどを求めました。

 これを受けて農水省は幹部職員が利害関係者と会食する場合、現職の大臣や副大臣、政務官と一緒であればその場でのやり取りのメモを作成すること、政治家が同席しない場合でも金額にかかわらず、すべて届け出ることなど省独自のルールを設けることにしました。

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