冷凍庫の不具合でワクチンが廃棄 メーカーが謝罪[2021/06/16 23:32]

 冷凍庫の不具合で約6300回分のワクチンが廃棄された問題で、冷凍庫のメーカーが溶接に問題があったとして謝罪しました。

 EBAC・佐々木健社長:「6396回分を廃棄に至りました。誠に申し訳ございませんでした」

 冷凍庫の温度が上昇する不具合は川崎市で13日に見つかり、高齢者接種用のワクチン6396回分が破棄されました。

 冷凍庫の製造メーカーは原因について、工場での製造過程で溶接に問題があったと釈明しました。

 リコール対象の冷凍庫は303台で、自治体などと連絡を取り、取り換え作業を急ぐとしています。

 また、温度調整に不具合が生じた場合にも、マイナス20度以下を34時間保つことができる蓄冷材を自治体などに無償で提供するとしています。

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