尾身会長らが提言「我々専門家のプロとしての責任」[2021/06/18 19:32]

 新型コロナ分科会の尾身会長らがオリンピック開催の感染リスクについて提言をまとめ、会見しています。

 新型コロナ分科会の尾身会長など専門家の有志による提言では「無観客開催が最も感染拡大リスクが少なく望ましい」としたうえで、観客を入れるのであれば現行の大規模イベント開催基準よりも厳しい基準を取るよう求めています。

 さらに、人の流れを抑制するために観客は開催地の人に限ることや感染拡大の予兆があれば無観客にすることなどを提言しました。

 政府には今月下旬から感染拡大リスクを軽減する対策を求めています。

 また、開催期間が夏休みやお盆と重なるため、各地で人の流れや接触が増えることで感染拡大のリスクがあると指摘しました。

 この提言の内容をIOC(国際オリンピック委員会)に伝えるよう要請しています。

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