来年度予算の概算要求基準 環境、デジタルで特別枠[2021/07/08 06:27]

 来年度予算の概算要求基準が閣議了解され、成長分野に優先的に予算配分できる「特別枠」を設けます。

 概算要求基準とは各省庁が翌年度の予算を要求する際のルールのことです。

 来年度予算に向けては公共事業といった政策判断で増減する裁量的経費を10%削減する一方、環境やデジタルなど成長分野に優先的に予算を配分できる4.5兆円規模の「特別枠」を設けます。

 医療や年金などの社会保障費は、高齢化で自然に伸びる6600億円まで増額を認めます。

 また、新型コロナ対策については先行きが見通せないことから、2年連続で金額を示さない要求を認めます。

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