冷凍庫の温度上がり…中外製薬がワクチン6割廃棄[2021/07/08 18:37]

 製薬会社が職域接種のためのワクチン6割以上を廃棄します。

 「中外製薬」は職域接種のためのワクチン1600回分を廃棄すると発表しました。

 モデルナ製ワクチンはマイナス20度前後で管理する必要がありますが、保管する冷凍庫の電源接続がゆるみ、温度が上がってしまったということです。

 本社で使う予定だった2400回の6割以上にあたり、中外製薬は「製薬会社として申し訳なく恥ずかしい事態だ」としています。

 新型コロナウイルスのワクチンは不足する懸念が強まっていて、政府は職域接種について新規の受け付けを中止しています。

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