通勤時間の人出大幅減ならず “緊急事態”効果薄れ[2021/07/15 11:35]

 4度目の緊急事態宣言に入って3日目となる14日の通勤時間帯の人出は、1週間前より減少傾向にあるものの、政府が求める大幅な減少には至っていないことが分かりました。

 携帯電話の位置情報のデータによりますと、午前8時台の東京都心の人出は1週間前に比べて新宿駅で15.1%、渋谷駅で9.6%、東京駅で8%減少、新橋駅はほぼ横ばいでした。

 一方、午後8時台では新宿駅で13.1%減少したものの、渋谷駅で1.9%、東京駅で6.6%増加しました。

 政府は緊急事態宣言の対象地域で、出勤者数の7割削減や午後8時以降の勤務を抑制することを求めています。

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