“この2カ月が山場”夏休みの対策を尾身会長が訴え[2021/07/16 18:20]

 政府の新型コロナ分科会の尾身会長は、これからの2カ月がヤマ場だとして都道府県を越えた移動を控えるなど感染対策を訴えました。

 新型コロナ分科会・尾身茂会長:「7月から8月下旬にかけての2カ月は4連休、夏季休暇、お盆、オリンピック・パラリンピックなどが集中するため、1年以上のこれまで新型コロナウイルスとの闘いにおいて、まさにヤマ場だと考えています」

 尾身会長は夏休みの感染拡大を防ぐために都道府県を越えた移動は控え、どうしても必要な場合は小規模分散型を求めました。

 普段会わない人や大人数、長時間の飲食は控えめにすること、オリンピックは自宅で応援し、広場や路上などでの大人数での応援は控えるよう求めました。

 また、ワクチン接種率の向上が感染レベルや医療、人々の生活にどのような影響を与えるのか、今回の緊急事態宣言が終了する前に分科会としての考え方をまとめたいとしています。

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