“テレワーク疲れ”広がる 遠い「出勤者7割減」[2021/07/17 12:30]

 緊急事態宣言で政府が出勤者数の7割削減を求めるなか、「テレワーク疲れ」の傾向が調査で明らかになりました。

 今月、1100人を対象に行った調査によりますと、週に3回以上テレワークをした人の割合は42.4%で去年5月に調査を始めてから最も低い割合になりました。

 テレワークで「効率が上がった」「やや上がった」と答えた人の割合は去年5月以降増加傾向でしたが初めて減少しました。

 また「テレワークの課題」として「孤独感」や「疎外感」を挙げた人が2割に上り、1割台だった去年から増加しました。

 調査をした日本生産性本部は働く人に「テレワーク疲れ」が広がっていて、今後、新型コロナの感染が拡大してもテレワークが大きく進む可能性は低いとみています。

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