土用の丑の日 コロナ禍で持ち帰りやデリバリー強化[2021/07/28 11:51]

 28日は土用の丑(うし)の日。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、うなぎ店では持ち帰りやデリバリーに力を入れています。

 東京都内のうなぎ店では朝から愛知県産のうなぎを仕込み、持ち帰りやデリバリーの客のため、うな重を準備していて開店前から予約の電話が次々と入っていました。

 国産の養殖ウナギは稚魚のシラスウナギの不漁が続き、このところ価格の高止まりが続いていましたが、去年に漁獲量が回復し、豊洲市場では卸売価格が去年に比べて16%ほど安くなっています。

 新型コロナの感染拡大が続くなか、うなぎは持ち帰りやデリバリーにも対応しやすいことから和食や中華料理店から業態転換する店も出ています。

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