都内の人出、宣言前より3割減 提言の「5割」及ばず[2021/08/14 13:46]

 東京で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となった13日、都内主要地点での人出は今回の緊急事態宣言が出る前に比べて3割程度減っています。

 携帯電話の位置情報を利用したソフトバンクの子会社「Agoop」のデータによりますと、午後3時台の都内の人出は緊急事態宣言前の先月9日と比べて渋谷で35.3%、新宿で29.0%、池袋で8.9%、銀座で35.4%減少しました。

 午後8時台の夜の繁華街では新宿・歌舞伎町で37.3%、渋谷センター街で17.2%減少しました。

 新型コロナ対策分科会の尾身会長は今後2週間、昼夜を問わず東京都の人流を今回の宣言前の約5割にすることを提言しています。

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