尾身会長「接種証明活用の議論迫っている」[2021/08/18 06:12]

 政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長はワクチン接種が進んだ後の接種証明などの活用について、議論する時期が迫っているとの考えを示しました。

 新型コロナ対策分科会・尾身茂会長:「9月の末か10月の中ごろになると、恐らく希望者は(ワクチンを)接種できる。そうなっても、国民の7割とか打っても、感染が下火になることは絶対にない」

 尾身会長はそのうえでワクチンの接種や検査の陰性を証明できた人が経済活動を再開できるようにするなど新たなルールを議論する時期が迫っているとの考えを示しました。

 また、若い世代が感染拡大の原因とされることについて、あくまで「ウイルスの特徴」であり、「活動量が多いため感染に関与した」との見解を示しました。

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