ワクチン義務化、隔離免除 経済正常化の提言相次ぐ[2021/09/01 06:24]
新型コロナウイルスのワクチン接種について、義務化や接種した人の出入国時の隔離措置免除など社会経済活動を正常化するための提言が経済界から相次ぎました。
経済同友会・桜田謙悟代表幹事:「義務化しようとか、もっと高いインセンティブをワクチンを受けた方に与えようという議論があっていいんじゃないか」
経済同友会の桜田代表幹事は「接種するかどうかは個人の価値観に委ねることになっているが、本当にそれでいいのか議論が必要だ」と強調しました。
一方、経団連は新たな提言案をまとめました。
ワクチン接種が進む欧米では海外との往来も活発になっているとして、接種した人に帰国や入国後の隔離措置の免除を検討すべきとしています。
また、重症化率や死亡率が下がったら一般のクリニックでも診療できるようにするほか、抗原検査の簡易キットを薬局などで販売できるよう規制緩和を求めています。