分科会 提言で「ワクチン・検査パッケージ」活用を[2021/09/03 17:50]

 専門家らで構成する政府の新型コロナ対策分科会は希望者に対するワクチン接種が行き渡った秋以降の日常生活に関する提言をまとめました。

 提言では、人に感染させるリスクが低いことを示す「ワクチン・検査パッケージ」を活用することを盛り込んでいます。

 この仕組みはワクチンを2度接種してから2週間が経った人や3日以内にPCR検査などで陰性が証明された人が県境を越える出張や旅行、大規模イベントへの参加などで使用し、感染の拡大を予防する考えです。

 一方、飲食店については「どのように活用すべきか検討する必要がある」との表現にとどめています。

 なお、医療が逼迫(ひっぱく)した場合には活用されない状況になることもあり得るとしています。

こちらも読まれています