東証「午後3時半」まで 株取引時間30分延長で調整[2021/09/04 06:24]

 東京証券取引所は、一日の株式の取引時間を30分延長する方向で調整に入りました。

 東証が検討しているのは現在、午後3時となっている取引終了時間を30分延ばす案で、取引システムの更新が予定されている2024年ごろの導入を目指します。

 実現すれば約70年ぶりの時間延長となります。

 東証の一日の取引時間は現在、5時間と海外の主要な取引所より短く、時間延長で利便性を高め、海外からの投資を呼び込みたい考えです。

 取引時間の延長については、証券会社などが参加するワーキンググループで「30分」や「1時間」など複数の案が議論されていて、来月をめどに検討結果をとりまとめる予定です。

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