中国のTPP申請に西村大臣「慎重な見極めが必要」[2021/09/17 12:05]

 中国がTPP=環太平洋経済連携協定への加入を正式に申請したことについて、西村大臣は「しっかり見極める必要がある」と慎重に判断する姿勢を示しました。

 西村経済再生担当大臣:「中国がこのTPP11の極めて高いレベルを満たす用意があるのかどうか、まずはしっかりと見極めるべき、見極める必要がある」

 TPPは参加国に対して、政府が補助金などで国有企業を優遇して競争をゆがめることを禁じているほか、知的財産の保護などを求めています。

 西村大臣は中国がこうしたTPPのルールを受け入れるのか慎重に見極める必要があるという考えを示しました。

 中国にはアメリカが脱退したTPPに加わることで、アジア太平洋地域における主導権を取る狙いがあるとみられます。

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