米政府 原発事故後の日本産食品“輸入規制”を撤廃[2021/09/22 15:50]

 農林水産省は東京電力福島第一原発の事故の後に続いていた日本産の食品の輸入規制について、アメリカ政府が撤廃したと発表しました。

 アメリカ政府が22日から輸入規制を撤廃したのは福島県産のコメや原木シイタケなど、東北や関東など合わせて14県の100品目です。

 農林水産省によりますと、日本からアメリカへの農林水産物や食品の去年の輸出額は1188億円で輸出相手国として第3位となります。

 これで、原発事故による輸入の規制を続けているのは中国や韓国などの14の国と地域になり、政府は今後も規制の撤廃に向けて働き掛けを続けます。

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